「北関東最大」のボールプール 駅前に子どもの遊び場 2016年2月にオープン 矢板市

下野新聞
2015年11月20日

 【矢板】市はJR矢板駅東口の市街地活性化施設「ココマチ」の2階に「子どもの遊び場」を整備する。約100平方メートルの広さに上るボールが敷き詰められた遊具「ボールプール」が目玉で、利用開始は2016年2月初旬の予定。市によるとボールプールは北関東3県で最大規模という。19日の遠藤忠(えんどうただし)市長の記者会見で市が明らかにした。

 市子ども課によると、「子どもの遊び場の充実」は市民対象のアンケートなどで要望項目の上位を占めていた。市内には児童館が3カ所あるが「学童保育の時間帯は気軽に利用できない」との声があり、整備に関し庁内で検討してきた。

 整備場所はココマチ2階(約310平方メートル)のイベントスペースなどを活用する。1階には飲食店や物産販売店などが入居してもおり、利便性などを考慮した。利用料金は無料の予定。

 メーン施設の遊具空間は全体をボールプールにし、中央に2種類のスライダーのある複合型遊具を配置する。ボールプールは色とりどりのボールが敷き詰められている遊具。ボールの中に体を埋めたり、ボールを投げ合ったりして遊ぶ。壁面にはよじ登るためのグリップ、奥には保護者が子どもを見守ることができるデッキを設ける。

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