新鮮な農と食を体験 なめがたファーマーズビレッジ 30日オープン

茨城新聞
2015年10月28日

 行方市宇崎に、農と食の大型複合施設「なめがたファーマーズヴィレッジ」が30日、オープンする。〝体験型農業テーマパーク〟をコンセプトに、同市特産のサツマイモ加工品や農産物の販売、地場産野菜を使った食事、加工工場見学や農業体験などができる施設となる。オープンに先駆けて27日に開村式が行われ、招待客約1500人が来場し施設誕生を祝った。
 同施設は、菓子製造会社の白ハト食品工業(大阪府守口市)とJAなめがたによる共同プロジェクト。学校統廃合により閉校した旧市立大和第三小学校を利用し建設した。運営は同社と同JA、地元農家が計3億円を出資し、新たに設立した農業生産法人「なめがたしろはとファーム」(永尾俊一社長)が担う。総事業費は約45億円。
 施設は学校跡地約2万平方メートルに商業棟、ミュージアム棟、工場棟が並び、施設周辺にはレンタル農園など自然体験エリアが広がる。周辺開発を合わせた総面積は約33㌶にも及ぶ。
 開村式は隣接のレイクエコーで行われ、関係者のほか全国の同社取引先、来賓などが出席。永尾社長は「日本の農業をもっと明るくすてきにしていきたい」とあいさつ。中川治美同JA組合長は「地元農家の所得増につなげたい」と期待を寄せた。
 額賀福志郎衆院議員、山口やちゑ副知事、鈴木周也行方市長がそれぞれ祝辞を述べた後には、施設のキャラクターの声を担当した同市出身女優、永作博美さんが登場し、「この地に素晴らしい施設ができてうれしい。未来に続く農業の道をここからつくっていってほしい」と呼び掛けた。
 その後、施設敷地内で、堺屋太一内閣特別顧問や旧大和三小で学んだ市立麻生東小の児童約120人も参加し、テープカットで施設の誕生を祝った。

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