桜ほんのり 県内春めく 宇都宮で開花宣言

下野新聞
2019年3月29日

 宇都宮地方気象台は28日、宇都宮市で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。平年より4日早く、昨年より2日遅い。

 同日午前8時半ごろ、同市明保野町の同気象台敷地内の標本木で5、6輪が咲いているのを職員が確認した。1週間ほどで満開になる見込みという。

 同市の桜の名所、新川沿いでも桜が咲き始めた。散歩で訪れた同市菊水町、無職小田隆一(おだりゅういち)さん(85)は「花の数が増えて春らしい。カメラを持って名所を巡るのが楽しみ」と話していた。