観光柿狩り始まる 品種増「味の違い楽しんで」 石岡

茨城新聞
2015年10月15日

石岡市八郷地区の特産の柿が収穫期を迎え、観光柿狩りが始まった。今は「西村早生(わせ)」が食べ頃で、8月後半の長雨の影響が心配されたが、その後順調に生育。やさと観光果樹組合(内田一久組合長)は「甘みのある柿ができた」と話す。10月中旬から「松本早生富有(ふゆう)」、献上柿の「富有」は11月いっぱいが最盛期となる。

 市内は主に十三塚、細内の両果樹団地と園部地区に柿生産農家が集中。同組合加盟22軒のうち14軒で柿狩りが楽しめる。直売所は7軒。

 十三塚果樹団地では親子連れが柿狩りを楽しんでいる。内田組合長は「西村、松本、富有のほか、早秋、太秋(たいしゅう)と栽培品種が増えた。味の違いを楽しんでほしい」とPRしている。

 柿狩りの入園料は大人500円、子ども400円。園内食べ放題。お土産は1キロ300~700円。市観光課TEL0299(43)1111。

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