色彩の妙、名瀑と競演 【2018とちぎ紅葉めぐり】奥日光・竜頭の滝

下野新聞
2018年10月12日

 紅葉の名所で知られる日光市中宮祠の「竜頭の滝」付近でモミジやシナノキなどが赤や黄色に色付き、県内外から訪れた多くの観光客らの目を楽しませている。

 観瀑(かんばく)台近くの茶屋の室根順子(むろねじゅんこ)さん(65)によると、紅葉は9月中旬から始まり、今週末から来週にピークを迎えるという。

 早朝から小雨が降った11日も、多くの修学旅行生や親子連れらが足を運んだ。約20年ぶりに訪れた群馬県大泉町古海、無職中里紀彦(なかざととしひこ)さん(65)は「紅葉の美しさは変わっていなかった。来年も来たいですね」と笑顔で話した。