ジャパンカップ控え、公衆無線LAN整備 宇都宮市、観光アプリは4カ国語対応に

下野新聞
2015年10月10日

 【宇都宮】市は、JR宇都宮駅構内の観光案内所と道の駅うつのみやろまんちっく村に公衆無線構内情報通信網(LAN)を整備し、9日からサービスの提供を開始した。10日からは、4月に配信を開始した「市観光アプリ」が4言語対応になる。自転車レース「ジャパンサイクルロードレース」期間中は多くの外国人観光客が見込まれ、快適な市内観光を楽しんでもらおうと取り組みを強化する。

 2014年の市内の外国人宿泊者数は約6万2千人。東日本大震災のあった11年は約1万5千人まで落ち込んだが順調に回復し、13年に続いて6万人を突破した。

 10、11日に開催の「宇都宮シクロクロスシリーズ」第1戦、16~18日の2015ジャパンカップサイクルロードレースには多くの外国人観光客が訪れると見込まれることから、公衆無線LANのアクセスポイント整備を実施した。設置場所にはのぼりやステッカーを配置し、周知を図る。

1回につき15分間接続でき、大規模な災害が発生した場合は接続時間などの制限をなくす。

 市観光アプリは英語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語で利用できるようになる。

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