リュウセイクラゲ見てね 県大洗水族館で初展示

茨城新聞
2015年10月11日

大洗町磯浜町のアクアワールド県大洗水族館で、流れ星の痕のように見える長い4本の触手が特徴の「リュウセイクラゲ」の展示が始まった。リュウセイクラゲは2015年に確認された新種で、同館での展示は初めて。

現在リュウセイクラゲは本県を含め3県でしか採取の報告がない。餌は小エビや小魚だが、発見されたばかりで詳細は不明という。

同館に展示されている個体はかさ高約3・5センチ。触手は伸縮し、最長で約30センチほどになるという。同町磯浜町の町漁港内で漁師が発見し、連絡を受けた同館職員が採取した。同館2階のクラゲギャラリーで展示されている。

同館の担当者は「飼育情報が少なく、長期飼育が難しい。ぜひ見に来てほしい」と来館を呼び掛けている。

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