フェンシング楽しもう 22年国体、競技会場の上三川 町教委が教室、小中生入門 宇南高教諭、内容を考案

下野新聞
2018年6月19日

 【上三川】町教委はこのほど、町体育センターでフェンシングの無料体験教室を開いた。町は2022年のとちぎ国体で同競技の会場となっているが、競技を実際に体験する機会の少なさが課題だった。教室は競技未経験の町教委生涯学習課の職員たちが、「技術向上よりも“素人目線”を重視し、参加者に楽しんでほしい」と発案。宇都宮南高フェンシング部の教諭が内容を考案し、町内外の小中学生ら23人が“入門編”で汗を流した。

 テーマは「楽しみながらフェンシングに触れてみよう」。同校フェンシング部の教諭や生徒、町地域おこし協力隊員で昨年の国体にも出場した内田貴之(うちだたかゆき)さん(28)が協力。遊びを交えたプログラムで約1時間、行われた。

 子どもたちはフェンシングの「才能発掘テスト」や剣に見立てた長い釣りざおでアルミボトルや空き缶を釣り上げるゲームに挑戦。最後は競技用のメタルジャケットを着用し、模擬試合も行われた。

 模擬試合ではスポンジ製の安全な剣を使用。先に相手を突くとランプがつく本物と同じ仕様で、白熱した勝負を展開した。

 本郷小5年沢辺由翔(さわべゆいと)君(10)は「フェンシング体験は初めて。足の動かし方や腕の伸ばし方が難しかった」と笑顔。宇都宮南高の土沢直也(つちさわなおや)教諭(47)は「小学生たちが体験できる県内では貴重な機会。競技の裾野が広がってくれれば」と期待を込める。

 当日の様子を撮影した動画は町ホームページ上で公開中。次回は8月7日、午前10時~11時。9月5日、11月7日にも開催し、「フェンシングの街」へ、機運の高まりを目指す。(問)同課0285・56・9170。

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