《食いこ》フラワーヒル花ぞの(笠間市) 花盛りの庭にようこそ

茨城新聞
2018年5月6日

季節の花々が咲き誇る庭とブルーベリーの摘み取りが楽しめる笠間市の「フラワーヒル花ぞの」。花園という字名(あざめい)にふさわしく、カスミソウ、ヤグルマソウ、ジャーマンアイリス、モッコウバラ、ハーブ類など色とりどりの花が咲く4月下旬の庭を、女性2人がのんびり散策していた。「今年は花が咲くのが10日ほど早い」と店主の西山福子さん(74)。

岩間地区の舘岸山登山道入り口近くの南斜面、約1ヘクタールの敷地に、花の庭とブルーベリー畑が広がり、山小屋風のガーデンハウスが立つ。愛宕山を望むテラス席で過ごす人も多い。ランチセットはホットサンドにサラダ、スープなどがワンプレートで出され、デザートと飲み物が付く。自家栽培のブルーベリーやクリ、ハーブなどを食材に使う。

約18年前、夫の紀光さん(78)と旅行で訪れたイギリスの庭園に魅せられたのが、自然に親しむ場をつくるきっかけとなった。福子さんは「花が好きで始めたが、素人だから失敗しながらだった。イングリッシュガーデンを基本に、自分の好きな花を取り入れている」と庭造りを語る。

12月から3月までは冬季休業。この間に、パンジーやビオラなどの種をまき、セージの挿し芽などを行い、きれいな花で庭を彩るための準備を行う。1年中、庭の手入れに忙しく、ボランティア2人が庭の整備を手伝ってくれる。

地元農協の組合長を務めた経験もある紀光さんがブルーベリーの栽培を担当する。今年はいつもより早く実が熟し始めるとみる。摘み取りは6月半ばから8月頃まで楽しめる予定。ジャムも販売する。

針葉樹のコニファーの道が庭を貫く。4月はハンカチの木の白い花がひらひらと風に揺れていた。季節の移ろいとともに庭の表情も変わる。5月に入り、バラのつぼみが開き始め、エゴノキの花が咲きだした。

■お出かけ情報
フラワーヒル花ぞの
▼住所は笠間市上郷字花園971
▼営業時間は午前10時~午後4時半(12月~3月は休園)
▼定休は4月~7月は水曜、8月~11月は第1・第3火曜と毎週水曜
▼(電)0299(45)4156

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