「九尾の狐」が3か国語で案内 那須町観光協会、ARで発信

下野新聞
2018年4月13日

 【那須】那須に伝わる伝説「九尾の狐(きつね)」をモチーフに制作したアニメキャラクターとAR(拡張現実)機能を活用して、那須の魅力を国内外に発信する「プロジェクト9b(きゅうび)」が今月から町内9カ所で行われている。案内板に表示したキャラクター(ARマーカー)やQRコードを読み込むと、3カ国語で各名所の説明などが聞ける仕組み。企画した町観光協会の広川琢哉(ひろかわたくや)会長(50)は「観光客が町内を周遊するきっかけになれば」と期待を寄せている。

 案内板はA4サイズで、九尾の狐の伝説が残る史跡「殺生石」や那須温泉発祥の地「鹿の湯」、松尾芭蕉(まつおばしょう)が句を詠んだ「遊行柳」などに設置。キャラクターは国内外で活躍する2人組の漫画家・イラストレーター姫川明輝(ひめかわあきら)さんが手掛け、キツネをデフォルメするなど各スポットに合ったデザインにした。

 QRコードをスマートフォンなどでスキャンすると、キャラクターが日本語、英語、中国語で各スポットの特徴などを約2分の動画で説明。ARマーカーを読み込むと画面にキャラクターが登場し、一緒に記念撮影を楽しめる。

 プロジェクトは今月から始まった「栃木デスティネーションキャンペーン(DC)」の一環で企画。

 このほか町内ではDC期間の6月までに25のイベントが実施される。このうち5月26日に殺生石で行われる御神火祭(ごじんかさい)の前夜祭や、6月4日に開かれる「食と体験の那須いろフェスタ」といった八つのイベントなどが新規で行われる。

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