いちご王国へようこそ ガードレールや県境標識でPR 

下野新聞
2018年2月16日

 県は15日、「いちご王国」をPRするため、イチゴのイラストが描かれたシールなどを県境標識とガードレールに取り付けると発表した。福田富一(ふくだとみかず)知事は同日の定例記者会見で「栃木県に入って来たドライバーは、イチゴを使った歓迎のあいさつをまず目にすることになる」と期待した。

 いちご王国に関する広報活動の一環で、車での来県者に対してイチゴを積極的にアピールするのが狙い。県管理道路の県境標識約60カ所と、県管理道路の高速道路インターチェンジ出口付近などにあるガードレール約50カ所に3月末までに貼付する。

 県境標識は「栃木県」などと書かれ、県内に入ったことを来訪者に知らせる円柱状の標識。イチゴと県のマスコットキャラクター「とちまるくん」をデザインした縦横55センチのシールを下部に貼る。ガードレールには、イチゴのイラストに「よ・う・こ・そ・と・ち・ぎ・へ」の8文字(1文字当たり縦27・5センチ、横50センチ)を重ねたプレートを取り付ける。

 県は1月15日に「いちご王国・栃木の日」を宣言し、今月14日までの1カ月間、集中プロモーションを展開してきた。福田知事は「いちご王国を広く発信できたと手応えを感じている。引き続きいちご王国を全国に発信することで、ブランド力の強化に努めたい」と話した。

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