一年の幸願い 品定め 足利の徳正寺、「まゆ玉市」

下野新聞
2018年1月14日

 新春恒例の「まゆ玉市」が13日、足利市本城3丁目の徳正寺で開かれた。参道や境内に繭玉飾りなどの縁起物が並び、商売繁盛や家内安全を願う参拝客でにぎわった。

 約270年の歴史があるとされる伝統行事。同寺によると、織物に欠かせない蚕の成長を願う行事として始まり、同市が繊維の街として栄えるようになってからは商売繁盛などを祈願するようになったという。

 快晴に恵まれたこの日は、多くの家族連れなどが訪れた。参拝客は色とりどりの繭玉飾りやだるま、招き猫などを手に取って見比べ、買い物を楽しんでいた。毎年訪れているという同市大正町、税理士江原弘義(えはらひろよし)さん(59)と妻直恵(なおえ)さん(56)は「謙虚な思いを込めて小さめの飾りを買った。家族みんなが健康な年にしたい」と話していた。

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