渡良瀬遊水地の歴史を発信 湿地資料館、装い新たに 栃木

下野新聞
2015年10月5日

 【栃木】渡良瀬遊水地が誇る自然環境を紹介する渡良瀬遊水地湿地資料館が4日、同じ敷地内にある市藤岡遊水池会館でリニューアルオープンした。

 資料館は遊水地に関する情報を提供しようと、2000年にオープン。一般財団法人渡良瀬遊水地アクリメーション振興財団が運営している。建物の老朽化などから移転した。

 移転先は遊水池会館の1階エントランス。動植物や旧谷中村の歴史などを紹介するパネル展示のほか、市が発信する遊水地関連の情報も紹介している。今後は、遊水地の全景を写したパノラマ写真も並ぶ予定。

 埼玉県蓮田市、無職清水英毅(しみずえいき)さん(74)は「説明文は的確かつ簡潔で分かりやすく、豊かな自然を守る大切さも書かれていて良い内容だと思う」と話した。

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