来年も良いイヤーに 佐野で恒例「耳うどん」作り

下野新聞
2017年12月5日

 【佐野】仙波地区の伝統食「耳うどん」作りが仙波町の農林漁家高齢者センターで行われている。

 センターは中山間地の活性化を目的に1988年にオープンした。地元産のソバを原料に、土日・祝日に限り手打ちそばを提供している。

 耳うどんは同地区で正月に食べる郷土料理。「悪い神様の耳を食べれば、1年間悪いことが起きない」とされている。センターでは6年前から12~2月限定で売り出している。

 センターでは毎週金曜日、地元産の小麦を使って仙波地区むらづくり推進委員会の野部利司(のべとしじ)会長(79)ら3人の従業員が、5センチ四方の生地を手際よく丸め、1日約600個を作っている。

 1日限定20食(税込み500円)、おみやげ用は同20食(税込み300円)で提供している。土日・祝日の午前11時~午後2時。年末年始は休みで1月は6日から営業。

 (問)同センター0283・86・2918。

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