勇壮で厳か「提灯まち」 鹿島神宮、秋の祭典

茨城新聞
2017年9月2日

鹿嶋市宮中の鹿島神宮で1日、秋の祭典が始まり、例祭や神幸祭(じんこうさい)が古式ゆかしく行われた。祭典に合わせ、同神宮周辺では宮中5カ町の山車が練り歩き、数百個の提灯(ちょうちん)を飾った青竹を境内へ運ぶ「提灯まち」と呼ばれる勇壮な奉納神事が繰り広げられた。悪天候に見舞われたが、参道には多くの見物客が訪れた。

同日午前10時からの例祭は同神宮で最も重要な祭典で、昨年に続き故寛仁(ともひと)親王の次女瑶子さまも参列された。午後8時からは神幸祭があり、祭神の武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)を分霊した神輿(みこし)が本殿から出御(しゅつぎょ)し、大町通りを往復した。

同祭に先立ち、大人形を載せた大型の山車5台が祭りばやしを奏でながら町内を巡行。提灯まちは若衆が青竹を押し立て、時に激しく揺らしながら境内に運び、かがり火へ投げ込んだ。

提灯まちの運営に当たる鹿島神灯(しんとう)鯰会の長岡仁会長(42)は「悪天候だが気合を入れて頑張る」と話した。

最終日の2日は、同神宮で行宮(あんぐう)祭と還幸(かんこう)祭が行われ、一連の祭典を締めくくる。

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