ラフティング、カヌー、キャニオニング… スリル求め利根源流に 激流下りで一体感 みなかみ

上毛新聞
2017年8月18日

蒸し暑い日が続く。利根川源流に位置するみなかみ町は、ラフティングやカヌーなどのウオーターアクティビティーが盛ん。「涼」を求めて、同町湯檜曽のツアー会社「キャニオンズ」の半日ラフティング体験に参加した。

「いーっち、にー。いーっち、にー」。太陽が照りつける中、声を合わせて一緒にパドルをこぐ。同社にほど近いスタートポイントを出発したボートは、利根川の約9キロのコースを下っていく。水は美しく透き通り、川底がすぐそこにあるかのように感じる。ガイドの荻島貴さん(30)は「ボートでしか入れない大自然の谷間に入っていけることが魅力」と話す。
ボートに乗るのは4~6人程度で、ガイドが各ボートに1人付く。スリル満点の激流スポットもあり、流れによって全員でこぎ方を変えたり、バランスを取ったりする。そのため、ボートの一体感も生まれやすい。
安中市出身の会社員、多胡鉄平さん(27)=大阪府=は夏休みを利用して、県内に住む妹のひい菜さん(26)、茉凜さん(23)ときょうだい3人で参加。「初めて体験したが、激流と大自然に癒やされた。家族の絆も強まった気がする」と笑顔で話した。
旅行サイト「楽天トラベル」がまとめたウオーターアクティビティーのエリア別人気ランキングによると、沖縄県や北海道を抑えて、本県の水上・猿ケ京・沼田地域が2年連続で1位を獲得。同地域は滝つぼに体一つでジャンプするキャニオニングのメッカとしても知られ、世界中から訪れる観光客でにぎわう。ほかにもレイクカヌー、カヤックなど多彩な体験ができ、人気が高まっている。
ニュージーランド出身のオーナー、マイク・ハリスさん(44)は、みなかみの自然に魅了され、20年近く同町に暮らしている。「『群馬は何もない』ではない。素晴らしい自然と癒やしが、みなかみにはある。エキサイティングな体験ができることをみんなにも知ってもらいたい」と話している。

【メモ】
ラフティング体験の途中、ボートを川岸に止め、4~5メートルほどの高さの岩からジャンプできる体験もある。冬場はスノーキャニオニングやスノーシューを楽しめる。半日ラフティング体験は一人8500円。問い合わせはキャニオンズ(0278・72・2811)へ。

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