42年ぶり、宮みこし修復 守谷・八坂神社、29日祇園祭

茨城新聞
2017年7月28日

守谷市本町の八坂神社(下村良弘宮司)の宮みこしが、約40年ぶりの総修復工事を終え、27日、関係者ら約60人が記念式典を行った。同神社の祇園祭本祭は29日に予定されており、宮みこしも建造当時の姿で町内を練り歩く。

八坂神社は806年の創建と伝えられ、祇園祭は北総三大祇園祭にも数えられる伝統ある行事。2015年には、同市初の無形民俗文化財にも指定された。祭りに参加する山車は舞台が回る構造になっており、ヤマ場になると競い合うように舞台を回すのが名物となっている。

同神社の宮みこしは1864年に建造された。その後、1902年、33年、75年と30~40年周期で修復工事を行ってきた。今回、最後の工事から40年以上が経過して老朽化が進み、専門家は「このまま使用を続ければ10年持たない」と指摘。そのため、氏子らから浄財を募って修復工事を行ったという。

工事期間は約1年間。請け負った宮本卯之助商店(東京)の大久保慎也さん(31)は「一度全て解体してできる限り部品を交換せずに補修した。建造当時の姿に戻った」と説明した。

29日は、午後2時に同神社をみこしが出発。地域を巡って同8時ごろに戻る予定。下村宮司は「氏子の方、崇敬者の方、皆さまのご支援でこのような日を迎えられた。祭りを盛大に行うことが恩返しになると思う」と話した。  

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