国立公園10周年 8月に記念式典 尾瀬保護財団

上毛新聞
2017年6月12日

尾瀬保護財団(理事長・大沢正明県知事)は9日、東京・平河町の都道府県会館で理事会を開き、尾瀬サミットで尾瀬国立公園10周年記念式典を開くことなどを報告した。サミットは8月30、31の両日、尾瀬ぷらり館と尾瀬高原ホテルなどを会場に開く。
サミットでは「尾瀬の未来を考える」をテーマに、財団役員や大口の寄付をする企業の関係者が尾瀬の今後を議論する。5日に始まった総合学術調査についても報告され、昨年度決算などが承認された。
湿原に関する優れた研究を顕彰する尾瀬賞の授賞式が開かれてきたが、学術調査に多額の費用がかかるため、本年度から3年間休止することが決まった。