梅雨に映える淡い紫 ナスヒオウギアヤメが見頃 日光

下野新聞
2017年6月10日

 【日光】昭和天皇ゆかりの希少種ナスヒオウギアヤメが、本町の日光田母沢御用邸記念公園で見頃を迎えた。紫色の花が梅雨時の園内に彩りを添えている。

 昭和天皇の著書に記載された新変種で、絶滅危惧種(環境省Ⅱ類、県Ⅰ類)。天皇陛下の意向で宮内庁から県に贈られた株の一部が同公園に植えられている。

 今年は5月29日に開花。大正天皇の貞明(ていめい)皇后の学問所などとして使われた建物の前と、天皇陛下が幼少期に遊ばれた池の周辺の2カ所で見られ、来園者はうっとりと見入っていた。

 あと10日ほど楽しめるという。東京都板橋区、主婦稲川(いながわ)ミツ子(こ)さん(75)は「普通のアヤメよりも青く淡い色合いで上品な感じですね」と話していた。

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