大洗の「宝船」優勝 かんぽの宿料理、潮来で予選会

茨城新聞
2017年4月14日

全国の「かんぽの宿」が創作料理を競うコンテスト「第7回グルメアワード」(日本郵政主催)の予選会となる東日本第2ブロック大会が13日、潮来市水原の「かんぽの宿潮来」で開かれた。全国50宿のうち東日本地区7宿の料理人が「思わず写真に撮りたくなる料理」をテーマに調理。「かんぽの宿大洗」が出品した「宝船」が優勝し、都内で5月に開かれる全国大会への出場権を手にした。

コンテストは、調理スタッフの調理技術向上などを目的に開催。同大会には小樽、大洗、潮来、鴨川、旭、勝浦、ラフレさいたまが参加。料理専門家や地元の原浩道潮来市長、宮本直之延方郵便局長が審査した。

一般公開された審査会では、それぞれの宿の料理人が“自信の一品”をPR。見た目が鮮やかな料理が次々と登場し、会場から「きれい」「おいしそう」と歓声が上がった。

優勝した大洗の「宝船」は、舟形の器に揚げたカサゴや菊花型のレンコンまんじゅう、サザエなどが華やかに盛り付けられた作品。料理人の河治富士雄さんは「全国大会でも恥ずかしくないよう一生懸命頑張ってきたい」と語った。一般審査員による「お客様特別賞」には、潮来の「焼物八寸 吹寄せ盛り」が選ばれた。

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