陽明門、10日に4年ぶりお目見え 大規模修理が完了 日光東照宮

下野新聞
2017年3月9日

 日光市山内の世界遺産日光東照宮で約40年ぶりの大修理が行われていた国宝「陽明門」が竣工(しゅんこう)し、10日午前11時から境内で完成式典「陽明門竣功(しゅんこう)式」が開かれる。約4年間、工事で目隠しされた日光の至宝が除幕で初めてお披露目される。

 陽明門前で行う式典には関係者約170人が参列。徳川家康(とくがわいえやす)を祭るみこしが、本殿がある奥側から門をくぐって渡御。還御のみこしに続いて参列者が通り初めを行う。

 式典が終了する午前11時40分ごろまで境内の通行が制限され、その後に一般参拝者が陽明門をくぐる

 東照宮は「当日の予定をホームページで広報する」としている。

地図を開く 近くのニュース