野鳥の声に耳傾け 大洗 涸沼で観察会始まる

茨城新聞
2017年1月29日

ラムサール条約に登録された涸沼の野鳥観察会が1月28日、大洗町成田町の交流体験施設「夕日の郷松川」であり、水戸市などから15人が参加し、冬に涸沼に飛来するマガモなどの鳥を耳と目で追い掛けた。涸沼ラムサール条約推進協議会主催。2月までに計4回開く予定で、同協議会事務局の県環境政策課で参加者を募っている。

参加者は双眼鏡や望遠鏡を手に松川漁港を出発し、日本野鳥の会県副会長の矢吹勉さん(67)の解説を聞きながら、涸沼の堤防上を徒歩で約1キロ南下した。西側に広がる湖面に目を凝らし、マガモやホオジロガモ、ハジロカイツブリが餌を取りに湖に潜る様子を眺めたり、東側の田んぼやヨシ原に降り立つタシギやハクセキレイなどの鳴き声に耳を傾け姿を追ったりした。約1時間半で、30種の鳥を1羽から4千羽ほどの群れまで観察した。

父親と姉の3人で初めて参加した水戸市の小学3年生、菊池慧(けい)君(9)は「マガモとかコサギ、いろんな鳥が見られて楽しかった」。矢吹さんは「涸沼では探鳥会で136種の野鳥を確認している。湖面もそうだが(周囲の)水田や湿地も魅力だ」と話した。

今後の観察会は2月11、19の両日が鉾田市箕輪の「いこいの村涸沼インフォメーションプラザ」で、同26日が茨城町網掛の網掛公園で開かれる予定。各回20人程度の参加者を募集している。参加無料。問い合わせは県環境政策課(電)029(301)2946

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