漫画家・井田ヒロトさんデザイン 妙印尼輝子 キャラに 太田

上毛新聞
2016年12月23日

太田市内を拠点に地域おこしを行う地域創生支援機構(坂本久幸代表理事)は、活動のPRに活用しようと、金山城主の由良成繁の妻で、戦国時代を生き抜いた女傑として知られる妙印尼輝子(みょういんにてるこ)のイラストを作った。群馬を題材にした漫画で知られる高崎市在住の漫画家、井田ヒロトさんがデザインを手掛けた。
同機構は昨年、地元の歴史を知ってもらうため、旧新田町出身の小説家、浜野春保さんが妙印尼の生涯を描いた歴史小説「太田金山城物語 妙印尼輝子」(B6版、229ページ)を復刊した。これをきっかけに、妙印尼をキャラクター化した。
イラストを同機構のメインキャラクターにし、Tシャツやのぼり旗、クリアファイルなどに印刷して地域おこしに活用していく。
井田さんは「太田の歴史の中に、妙印尼輝子という静かに光る一石が存在したことを多くの人が知るところになれば」とコメントしている。

 

【写真】井田さんがデザインした妙印尼輝子(地域創生支援機構提供)

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