「天心焼」デザイン競う 北茨城、初のコンテスト

茨城新聞
2016年12月12日

北茨城の伝統工芸品「五浦天心焼」の普及PRを目的に、今回初めて実施した「陶器デザインコンテスト」(北茨城市、同市商工会主催)の表彰式が11日、北茨城市商工会館(同市磯原町本町)で行われた。市内各小中学校を中心に763点のデザイン案が寄せられ、最優秀賞には、象をモチーフに鍋をデザインした中郷第一小学校6年の遠藤愛実さんの作品が選ばれた。

最優秀賞作品をはじめ、優秀賞に選ばれた関本小中学校5年の松本龍之介さんと常北中学校3年の武子遼音さん、中郷一小4年の伊東大晟さんの作品、特別賞の磯原中1年、鈴木貴史さんの作品は五浦天心焼PRポスターに採用され、11日から市立図書館や市内飲食店、学校などに掲示する。

コンテストでは、763点の陶器デザインアイデアの中から100点を選定し、地元陶芸家8人が応募デザインに基づいて陶器を制作。100人にプレゼントした。最優秀賞の遠藤さんは「五浦天心焼は知らなかったが、とてもうれしい。今度は自分で陶器を作ってみたい」と話した。

五浦天心焼研究会の菊地秀利会長は「たくさんのアイデアがあり、大変面白い経験をさせてもらった」、前会長の浅野健治さんは「五浦天心焼は益子焼や笠間焼よりもユニークで作りやすい。まずは地元の人に興味を持ってもらえれば」と説明。地域の子どもたちに地元の焼き物を知ってもらうことをスタートに、将来的には県外にもアピールしていく。

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