つくば霞ケ浦りんりんロード 快適 自転車でGO

茨城新聞
2016年12月6日

旧筑波鉄道跡を舗装した自転車専用道「つくばりんりんロード」(桜川市-土浦市)と、霞ケ浦湖岸の自転車道を一体化して誕生したのが「つくば霞ケ浦りんりんロード」。これまで土浦市内で接続ルートがなかったが、県などが新たに自転車道を整備。11月25日には開通記念式典も盛大に開かれ、サイクリング先進県への第一歩を踏み出した。

今回整備されたのは約1・5キロ。つくばりんりんロードを土浦駅方面へ進んで行くと途中から新川沿いを進み、これまで未舗装だった県の流域下水道事務所の外周が自転車道として生まれ変わった。これで直接霞ケ浦湖岸にアクセスできるように。

土浦から霞ケ浦大橋方面へ行くのが、霞ケ浦湖岸の「霞ケ浦自転車道」(土浦市-潮来市)。途中に道の駅たまつくり(行方市)など休憩できる場所もあり、車道と自転車道が区別されている箇所も多い。霞ケ浦湖岸はこの10年でほぼ舗装され、車の通行も少ないのでサイクリングには最適だ。東日本大震災で被害を受けたが、補修も終わって一層走りやすくなった。

霞ケ浦を一周すると約120キロ。霞ケ浦大橋でショートカットすれば約90キロとなる。冬場は風が強い日もあるが、一周する場合は向かい風を頑張れば追い風に変わってくる。初心者でもある程度経験を積んでいけば1日90キロ程度は走行可能。つらい場合は折り返して短縮してもいいだろう。霞ケ浦の雄大な景色を見ながらのサイクリングは気持ちがいい。

列車による輪行ならば土浦駅が便利。駅東口に「サイクルステーション」があり、コインロッカーなどが利用できる。車ならば霞ケ浦総合公園を拠点に。入浴施設も隣接しているのでサイクリング終了後に利用できる。道の駅たまつくりなどを拠点に一周してもいい。湖岸沿いには比較的近くにコンビニエンスストアも点在しているので便利だ。

今回新しい名称が付けられた「つくば霞ケ浦りんりんロード」は2自転車道を合わせた県管理の計約81キロがコースの中心。さらに霞ケ浦湖岸の残りの市町村道なども合わせてコース全長は計約180キロとなり、県では「サイクリングロードとしては国内有数の規模」と胸を張る。

2002年に完成した「つくばりんりんロード」は約40キロ。沿道には地元住民らによってソメイヨシノや八重桜などが植樹してあり、桜も大きく育って春になるととてもきれいだ。筑波山を眺めながら桜の下でのサイクリングは格別だ。霞ケ浦湖岸は夏場、日差しがきついので対策が必要。道中は長いのでパンクに備えて替えのチューブや空気入れは必需。

2自転車道が接続したが、どう利用するかは頭を悩ますところ。輪行で岩瀬駅(桜川市)から土浦へ。新ルートを通って潮来市に向かい、潮来駅から列車で帰ってもいい。霞ケ浦大橋を通行して霞ケ浦を一周し、帰途に土浦駅を利用する方法もある。この場合は約130キロの走行距離になる。

【メモ】外国人旅行者も楽しめるよう日本語と英語が併記された案内表示も付けられた。特に注意が必要な箇所は中国語、タイ語、韓国語を加えた5カ国語表記と配慮している。

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