開山1250年の節目祝う 日光山輪王寺で「慶讃法要」

下野新聞
2016年11月22日
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 日光開山1250年の節目を祝う「慶讃(けいさん)法要」が21日、日光市山内の世界遺産日光山輪王寺で厳かに行われ、天台宗の高僧や地元関係者ら約100人が参列して開山の祖勝道上人(しょうどうしょうにん)の遺徳をたたえた。慶讃法要が営まれるのは50年ぶり。

 日光山は勝道上人が766年に草菴(そうあん)四本龍寺を建立したことに始まる。真言宗開祖空海(くうかい)らが来山したとされ、山岳修行の聖地として多くの修験者が集まった。一時衰退した時期もあったが、江戸時代に徳川家康(とくがわいえやす)の側近の高僧天海(てんかい)が貫主となり復興された。

 法要は本堂「三仏堂」で行われ、小暮道樹(こぐれどうじゅ)門跡をはじめ一山の僧侶が総出仕して読経をささげ、開山の祖をたたえる「勝道上人和讃(わさん)」を読み上げた。その後、参列者全員が焼香した。

 小暮門跡は「勝道上人をはじめ、多くの人に守られ今の繁栄があることを忘れてはならない」とあいさつ。宗派を代表し、天台宗議会の小川晃豊(おがわこうほう)議長は「節目の年に多くの事業が精力的に行われ敬意を表する。さらなる発展を念じる」と祝辞を述べた。

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