ヒラメ解禁待ちわびた!! 鹿島沖、独特の引きを堪能

茨城新聞
2016年11月2日

鹿島沖で1日、県内トップを切って、ヒラメ釣りが解禁された。本県沿岸は大陸棚が広がる釣行の好ポイント。鹿島港には早朝から、解禁を待ちわびた県内外の多くの釣りファンが詰め掛け、ヒラメ独特の引きを堪能した。

同港の植田丸(植田竜也船長)には愛好家11人が乗船し、生きたイワシを餌に午前6時から釣りを開始。ヒラメは餌の食い付きに時間がかかる魚として知られているが、開始直後から続々と釣り上げられた。

この日はあいにくの雨模様だったものの、同船の釣果は計30匹。重さ1キロ前後が主で、植田船長は「十分な釣果だった。年末年始にはもっと大きなヒラメが釣れてくる」と話した。

1・5キロを筆頭に9匹を釣った東京都東大和市、田代政美さん(41)は「解禁日の釣行は毎年の恒例行事。ヒラメは食い込みまでの時間と合わせるタイミング、掛かったときの感触が魅力。満足できる結果だった」と笑顔を見せた。

12月1日には、県内の他の海域でもヒラメ釣りが解禁され、県内全海域で来年3月末まで楽しめる。 

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