厳か「正服」で例祭 総社宮、石岡のおまつり開幕

茨城新聞
2016年9月16日

石岡市総社2丁目の常陸国総社宮の例大祭「石岡のおまつり」の開幕を告げる例祭が15日、境内で厳かに執り行われた。

神社本庁から献弊使(けんぺいし)を迎えた式典のみの神事で、最も格式高い装束「正服」姿の神職が、行列を組んで大改修を終えた本殿に参進。石崎雅比古宮司が祝詞を奏上し、昨年の例大祭で年番を務めた仲之内町の獅子舞が奉納された。羽織はかま姿の総代や氏子会の役員らが玉串(たまぐし)をささげた。

例大祭は17日から3日間開かれる。同日の「神幸祭」は、本殿から御祭神の分霊が大みこしで、今年の年番の宮下町に設けられた仮殿に向かう。18日の「奉祝祭」は、境内で奉納相撲や神楽奉納、駅前通りで幌獅子・山車大行列が行われる。19日の「還幸祭」は、分霊が本殿に戻り、次年の年番町への引き継ぎが行われる。

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