学生カフェ「心地よい場」 下妻、世代超え住民集う

茨城新聞
2016年8月22日

下妻市内のコミュニティーカフェ「ぷらっとほーむ」に21日、地元出身の大学生らが学生カフェをオープンさせた。幅広い年代にゆったりと時間を過ごしてもらおうと、自家製ハーブと地元野菜を使ったカレーや飲み物を提供。午前11時の開店と同時に多くの住民が訪れ、お昼時は満杯となるほどの繁盛ぶりだった。学生たちは「学業に影響しない範囲で、これからも学生カフェ開店に前向きに取り組みたい」と手応えを感じ取っていた。

学生カフェ「トリノス」をオープンさせたのは、下妻市出身で白鴎大(小山市)の教育学部児童教育専攻4年の小田部江莉さん(21)。この日は同じ大学の仲間の野村篤志さん(21)、高校の後輩で千葉工業大3年の平川裕基さん(20)の2人がスタッフに加わった。

市社会福祉協議会が運営するぷらっとほーむでは、いばらきコープが子ども食堂「ほぺたん食堂」を月1回(8月は2回)開いており、小田部さんたちは小中学生に勉強を教えるなどの学習支援に協力している。学生カフェは多くの世代が集える心地よい場所をつくりたいという小田部さんの願いが込められ、市社協と内容を詰めてきた。

この日のメニューは、夏野菜とフレッシュバジルカレー(限定30食)をメインに、ハーブティーやノンカフェインのたんぽぽコーヒーなど。「お年寄りから子どもまでが楽しめるように健康にいいメニューを考えました」と小田部さん。ハーブは下妻市内の実家で栽培したものを使用した。

店には、20代から80代まで幅広い年代の人たちが訪れた。中には自分で育てたハーブの鉢を持ってきた女性もおり、小田部さんたちは感激していた。

今後は、10月の「砂沼フェスティバル」に出店を計画するほか、他市町村への出張カフェにも取り組む予定。小田部さんは「オープンと同時にたくさんの人が来て、あらためていい場所だと思った。ふるさとのために今後も頑張りたい」と話した。 

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