特産の「甘熟梨」、極上の甘みPR 下妻で大試食販売会

茨城新聞
2016年8月21日

ナシ本来の旬の味を追求した下妻市の「甘熟梨(かんじゅくなし)」の大試食販売会が20日、同市堀篭のイオンモール下妻で開かれ、多くの市民が極上の完熟の甘さを買い求めた。

甘熟梨は、収穫を10日ほど遅らせて樹上で十分熟らせたナシ。熟すタイミングを見極めるのが難しく、JA常総ひかり下妻地区の若いナシ農家がプロジェクトチームを組み、開発に取り組んできた。

大試食販売会には同市の稲葉本治市長、同JAの塚本治男組合長らが出席。「品質と甘みはどこにも負けない」「海外でも高い評価を得ている」と下妻のナシをPR。本県出身のお笑いコンビ「フルーツポンチ」の村上健志さんを司会に、甘熟梨などが当たる抽選会が行われ、当選番号が発表されるたび詰め掛けた市民から歓声が上がった。

期間限定の甘熟梨は24日まで、下妻、つくば、土浦、水戸の各イオンモールで販売されている。

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