日本一の猛暑に備え 今年も涼感ゾーン設置 館林

上毛新聞
2016年6月23日

ㅤ本格的な夏の到来を前に館林市は21日、東武館林駅前広場に細かい霧を噴射して涼しくする「館林駅前クールクールゾーン」を設置した。10月中旬まで稼働する。
ㅤ広場のベンチの上にある高さ3メートルの金属製の棚の天井部に、霧の発生装置16個を取り付けた。利用者がボタンを押すと3分間、霧が降り注ぐ仕組み。
ㅤベンチの南側にリュウキュウアサガオの「緑のカーテン」を、天井によしずを置いて日差しを遮るようにした。稼働時間は電車が運行する午前5時から午後12時ごろまで。
ㅤ市は公共交通機関利用者が涼める場所として、2008年夏から毎年クールクールゾーンを設けている。市地球環境課は「駅を降りた人が市内散策前にここで涼み、楽しい思い出を残してほしい」と話している。

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