男体山が山開き　大子町

　本格的な登山シーズンを前に、大子町の男体山(標高653メートル)の山開きが3日、同町西金の登山道入り口に近い弘法堂であり、神事で登山者の安全を祈願した=写真。
　町観光協会と登山道整備に取り組む西金保勝会が主催。来賓や登山者など約40人が参加した。神事後、保勝会の高村明彦会長は「マナーやルールを守り、楽しく安全に登山してほしい」と願った。日立市の登山愛好家グループ「山友会」の三戸政英さん(77)は「毎年、男体山に登っている。新緑と紅葉の季節が美しい」と話し早速、男体山を目指した。
　保勝会によると、男体山登山者は年間7千～8千人。初心者から上級者までのハイキングや登山コースがあり、山頂からの眺望が素晴らしい。