フルカラー「とちぎの百様大図鑑」作成 PRガイドブックも

下野新聞
2016年3月31日

 県は「とちぎの百様」に選定された全ての県内資源を紹介する「とちぎの百様大図鑑」と3種類のPR用ガイドブックを作成し、今月下旬から関係先に配布を始めた。いずれもフルカラーで写真を多用した。

 とちぎの百様は、県民が郷土に愛着を持ち他県に自慢できる地域資源や魅力を発信するのが目的。栃木弁やレモン牛乳をはじめ、日光二社一寺や田中正造(たなかしょうぞう)、イチゴ、道の駅など、昨年4月に100の県内資源を選定した。

 大図鑑はA5判214ページ。2千部発行し、市町や学校、図書館などに配布する。「歴史・文化・人物」「自然」「グルメ」「観光・レジャー・その他」の4部門全100資源を網羅した。

 PR用ガイドブックは県外在住者向けがA4判8ページ。2万部作製し、都内の旅行代理店などで配る。県外在住もしくは県外から来県した人向けはA5判16ページで、部数は2万部。県内の道の駅で配る。県民対象はA5判16ページで8万部発行し、市町や学校などで配る。

 PR用ガイドブックについて、県地域振興課の担当者は「県外在住者向けは本県の魅力を端的に伝え、印象づけられるものを選び、県民向けは県民として自慢したくなるものを取り上げた」と説明している。

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