2カ月遅れ “新しい乾杯” 宇都宮 「ビヤガーデン」オープン
下野新聞
2020年6月27日
宇都宮市宮園町の東武宇都宮百貨店宇都宮本店で25日、夏の風物詩「銀座ライオンビヤガーデン」がオープンした。
今年は新型コロナウイルスの影響で昨年に比べオープンが約2カ月遅れた。政府が公表した「新しい生活様式」に対応するため飲み物をピッチャーで提供するのをやめた。また「3密」を避けるため、客席を例年の3分の2の約200席に減らし、通路の幅を広げるなど感染予防対策を講じて営業する。
銀座ライオン東武宇都宮店の中野純平(なかのじゅんぺい)支配人(41)は「屋外の開放的な空間でおいしいお酒と料理を安心して楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。
料理を個別に提供する「新しい生活様式コース」や例年人気の「スペシャルバーベキュー食べ飲み放題プラン」など6コースを用意した。いずれも2時間の飲み放題が付く。
この日の宇都宮市内の最高気温は24・7度で6月上旬並みだった。会社の仲間と訪れた川崎市、会社員柴田努(しばたつとむ)さん(37)は「外なので開放的だし密にもならない。みんなと飲めるのは幸せ」と笑顔だった。
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