太公望、新緑がおもてなし コロナ禍 1カ月遅れの解禁 奥日光湯ノ湖
下野新聞
2020年6月4日
奥日光の湯ノ湖と湯川で3日、釣りが解禁された。新型コロナウイルスの影響で約1カ月遅れとなったが、正午時点で175人が釣果を競った。
午前4時すぎの日の出とともに解禁。時折日が差す曇り空の中、湯ノ湖ではマスク姿の釣り人が岸辺や舟からさおを振った。同湖にはヒメマスやニジマスなどが生息しているという。
全国内水面漁業協同組合連合会日光支所によると、この日の遊漁客数は例年の半数程度。同支所の遠藤祐二(えんどうゆうじ)支所長(47)は「解禁できてよかった。感染防止策を順守しながら、釣りを楽しんでほしい」と呼び掛ける。
毎年訪れるという、鹿沼市草久、自営業上沢和元(うえさわかずもと)さん(62)は「解禁を待ちに待っていた。(感染防止対策として)互いに距離を取りながら楽しんでいる」と話した。
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