甘く輝く赤いダイヤ  茂木 サクランボ狩りにぎわう 摘んで食べて広がる笑顔 旬の果実各地で豊作

下野新聞
2019年6月17日

 【茂木】赤いダイヤとも呼ばれるサクランボが旬を迎え、生井の生井さくらんぼ園(生井澄夫(なまいすみお)さん経営)はサクランボ狩りを楽しむ人で連日にぎわっている。

 25アールに佐藤錦や紅秀峰、香夏錦など28品種、150本を育てている。8日に開園、近県からを含め、平日で7、8組、週末は20組程度の来園者を迎えている。

 16日にも多くの家族連れが訪れ、「おっきい」「あまーい」などと歓声を上げながら、宝石のような大粒の実を口に運んでいた。

 長女(4)と長男(1)を連れて初めて訪れた水戸市姫子2丁目、会社員西口友明(にしぐちともあき)さん(38)、理子(あやこ)さん(34)夫婦は「近場で探したら1時間で来られた。楽しかった」と笑顔を見せていた。

 生井さん(69)は「いろいろな品種の甘みと酸味の違いを楽しんでほしい」と話した。事前予約を受け付けている。

 (問)同園0285・63・3543。