やいた黒カレー完成 あす道の駅で試食販売 地域活性化の起爆剤に
下野新聞
2018年11月2日
【矢板】市商工会が矢板高生と開発してきたレトルトカレー「やいた黒カレー」が完成し、1日から販売が始まった。地域経済の活性化などが目的で、道の駅やいたで3日に開かれる「やいたブランドフェア」で試食や販売を行い広くPRしていく。
やいた黒カレーは甘さが控えめで、スパイスを効かせ濃厚な味わいに仕上げた。内容量200グラムのうち県産和牛ひき肉が40グラムで、市産リンゴも使った。市内では1箱税込み540円、市外では同648円で販売する。
箱は、製作を監修した電撃ネットワークのギュウゾウさんがデザインした。2017年12月から取り組みに携わり、レシピを考案した矢板高栄養食物科の生徒8人の写真も添えた。
販売店は1日現在道の駅やいたのみだが、今後は市内十数カ所の商工会会員事業所でも取り扱う。11月はイベント出店を強化。11日に宇都宮市のオリオン通りで開かれる第5回全国軽トラ市inとちぎでは、同500円で売り出す。
市商工会担当者は「地域経済活性化の起爆剤のほか、矢板の知名度向上につなげていきたい」と話した。
(問)市商工会0287・43・0272。