画布に詩情 山口薫81点 影響与えた9作家作品も 高崎

上毛新聞
2018年9月30日

旧箕郷町(高崎市)出身の画家、山口薫(1907~68年)の企画展「没後50年 山口薫先生からきみたちへ」が23日、高崎市美術館で始まった。詩情をたたえた計81点に加え、山口に影響を受けた9人の画家の作品も展示している=写真。12月2日まで。
県立近代美術館など県内施設の収蔵品を中心に、山口が15歳の時から最晩年までの作品を展示。「紐(ひも)」や「ノートルダァム」、「花子誕生」といった代表作が並んでいる。
また、山口が題材とした箕輪城跡で高崎箕輪小の6年生100人が写生した作品も展示する。午前10時~午後6時(金曜は同8時)。問い合わせは同館(☎027・324・6125)へ。

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