古民家で多彩な肉料理 高萩、萩の茶屋が開店

茨城新聞
2015年10月11日

高萩市上手綱の古民家「穂積家住宅」で、期間限定レストラン「萩の茶屋」がオープンした。市が主催し秋の恒例イベントとして定着しつつあり、委託を受けた地元のハム製造販売「五浦ハム」が、常陸牛ステーキやハンバーグなど多彩な肉料理を提供する。期間は11月29日まで。

穂積家住宅は築240年を超える江戸時代の豪農住宅。日本庭園を配し、かやぶき造りの母屋は高い天井やいろりなど趣のある雰囲気が広がる。同市では紅葉スポットの花貫渓谷と共に観光客を呼び込もうと2011年から同イベントを始め、昨年は2カ月の期間中、約8300人が訪れている。

ランチメニューは税込みで常陸牛ハンバーグ(1300円)▽常陸牛モモステーキ(1700円)▽常陸牛の二段重(1500円)など12種で、ライス、スープ、デザートのセット。今年は奥久慈しゃもステーキ(1800円)を新たに加えた。

五浦ハムの小泉重信社長(62)は「ハンバーグは玉ネギを香辛料程度に使い、常陸牛の素材を味わってもらえるものにした。満足していただけると思う」と来場を呼び掛ける。営業は午前10時~午後4時。ランチは午前11時からでラストオーダーは午後2時。月曜定休。客席は約100席。予約可。(電)0293(22)3910。

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