群馬・南牧村にあった5つの山城をPR 御城印を発売 南牧歴史研究会

上毛新聞
2026年6月17日

群馬県南牧村の有志でつくる南牧歴史研究会は13日、かつて村内にあった「砥沢」「笹の平」「羽沢」「星尾」「小沢」の五つの山城をPRする御城印を発売する。戦国時代に要塞(ようさい)化した南牧谷の山城群と、それらを掌握していた地侍「南牧衆」を多くの人に知ってもらうきっかけとする。

城名は富岡市の書家、 横尾隆雲さん(78)=写真中央=が揮毫(きごう)し、背景には南牧谷と縁が深い戦国武将、武田氏と南牧衆らの家紋をデザインした。それぞれに城の特色を示すひと言も添え、武田軍が攻め入る際の拠点とした砥沢城には「武田信玄上州攻略の橋頭堡(きょうとうほ)」と入れた。

1枚400円。前橋市のホテル1―2―3前橋マーキュリーで開かれる群馬戦国御城印サミット(13、14日)で販売し、道の駅オアシスなんもく(南牧村)でも月内に扱い始める。

横尾さんは「(城名は)戦国時代の荒々しいイメージを意識した」と話し、同会の松林建代表(59)=写真右=は「御城印をきっかけに南牧村で有名な大日向の火とぼしが、山城の歴史に関わる話だと多くの人に知ってほしい」と期待した。