旅先の風景スケッチ 洋画家・渡辺さん作品展 4日まで 茨城・ひたちなか

茨城新聞
2026年5月1日

洋画家、渡辺正則さん(78)=茨城県那珂市=の水彩スケッチを集めた個展「ぶらり スケッチ展」が4日まで、同県ひたちなか市共栄町のギャラリーサザで開かれている。旅先や近場で出合った風景をみずみずしく描いた40点が並ぶ。

栃木県の奥日光に取材した「湯の平湿原」という作品は、冬枯れの山を背に、ひなびた源泉小屋、湿原の沼が描かれ、荒涼とした風景の魅力を捉えている。「白馬村」は、山岳地帯の若葉が芽吹く季節の風景で、自然の中にぽつんとある一軒屋がおとぎ話のような風情を醸している。

「温泉巡りも兼ね、毎月1回は旅行する」という渡辺さん。今展の出品作は2025年以降の作ばかりだが、長野や新潟、山口、北海道の風景もあり、精力的な活動ぶりがうかがえる。一方で、自宅近くの「宮の池公園」など、身近な風景を描いた作品もあり、地元への温かなまなざしを感じさせる。