《茨ぱん(ibapan)》カンパーニュ PANYANOTERA(茨城・那珂市)

茨城新聞
2026年4月4日

発酵に半日、もちもち

茨城県那珂市菅谷の「PANYANOTERA(パンヤノテラ)」は、寺内健輔さん、さゆりさん夫妻が営む。古民家を改装した店内に、バゲット、食パンなど定番10種と季節のパン1種をそろえる。

「口溶けよく」をパン作りの軸に据え、水分を多く加えたもちもちの食感が特長。品数を絞り、一つ一つの質が高いパン作りを目指している。中でも、健輔さんが「ぜひ一度挑戦してみてほしい」と力を込めるのが「カンパーニュ」(ホール980円)=写真左。発酵だけで半日とじっくり時間をかけて仕込み、小麦の香り高さとおいしさを引き出す。

そのままスライスして食べるほか、卵を挟む、カレーと合わせるなど白米のように食べるのがお薦めといい、「シンプルなパンは長く生活に寄り添ってくれるはず」と笑う。

人気の「あんパン」(290円)=同中央=は、さゆりさんが丹念に炊き上げた自家製あんこが詰まった一品。小豆と砂糖のみを使い、やわらかな風味が楽しめる。

人を迎える場所をつくりたい健輔さんと、パン好きのさゆりさんの思いが形となり、2025年2月にオープン。店内では、作家の個展やイベントなども開かれる。「パンだけでなく、音楽、絵画、食器など人の手が作り出したものを楽しんでほしい」

茨城県那珂市菅谷2208の4
午前11時~午後5時半(なくなり次第終了)
定休日は火、水、木曜
インスタグラムのアカウントはpanyanotera