《食いこ》Bistro Nori-Na(茨城・鹿嶋市)

茨城新聞
2026年3月1日

■取れたて食材にこだわり
ハンバーグやパスタ料理が人気な茨城県鹿嶋市宮中のレストラン「Bistro Nori-Na(ビストロ・ノリーナ)」。店は2008年12月にオープンし、長年地元に親しまれている。オーナーシェフの丸野陽介さん(51)は「取れたてにこだわり、料理に生かしている。常連さんも多く、感謝」と話し、手の込んだ自慢の料理で来店者をもてなす。

メニューは、ハンバーグやステーキ、パスタ、ピザのほか、自家製スイーツ、欧州や南米産のワインも常備。選ぶのを迷うほど多彩だ。

「かしまし豚」を使った和風ぺぺロンチーノ

特に人気なのは「あつあつグラタンハンバーグ」。手ごねして作るハンバーグ(90グラム)、ペンネ、ホウレンソウ、トマトなどに加え、たっぷりのチーズをのせて焼く。器の中でデミグラスとホワイトソースが絡み、濃厚でクリーミーな味わいが口に広がる。

新作で店のイチ押しは、「鹿島たこ」などを使った「魚介のスープパスタ」。スペイン料理のパエリアと実家のラーメン店から着想を得た品で、フレッシュトマトの酸味と刻んだ赤トウガラシの辛みが特徴。丸野さんは「最後にご飯を入れるとパエリア風になる」と勧めた。

食材は、地域の農家から仕入れる旬の野菜、鹿島灘の魚介、市のブランド豚「かしまし豚」などを使い、調理する。鮮度や肉の焼き加減などを見極め、「一つ一つの工程を気を付けて作っている」と胸を張る。

白い壁が印象的な外観

丸野さんは、サッカーの鹿島アントラーズと縁が深い。かつてファンが集まった、クラブハウスにある「アントラーズカフェ」(現在は選手用)の店長を務めていた。ノリーナは選手たちによく知られた店で、たびたび食事に来るという。店内には選手のユニホームやサインが飾ってあり、客はチームを身近に感じながら料理を楽しめる。

丸野さんは4月から一時期、妻と長男が暮らすスペインへ赴く計画で、その間はスタッフが弁当などを提供する見込み。店には妻がデザインするアクセサリーや小物類などの販売も。現地で買い付けや同国料理の研究に励む。丸野さんは「もっとパワーアップして、新メニュー作りに生かしたい」と意欲的に語った。

 ■お出かけ情報
▽鹿嶋市宮中90の18
▽営業時間はランチ午前11時半~午後2時(ラストオーダー)、ディナー同6時~8時半(同)
▽定休日は火曜
▽(電)0299(84)7033
▽インスタグラムのアカウントはnorinagi5