栃木県小山市に残っている唯一の銭湯 地元企業からの「応援」を形に

1961年創業、栃木県小山市内唯一の銭湯「幸の湯」(小山市城山町2丁目)は9日、協賛する企業の名前が入った鏡を8枚交換した。
「地元の銭湯を応援したい」という地域の協力で2021年に事業がスタート。すでに8枚は交換していたが、今回新たに市内外から協賛企業が集まり実現した。館内16枚の鏡すべてに社名が入り、張り替え作業が完了した。
事業は、近くのガラス店「増山硝子店」の増山和晃さん(46)の発案で始動。今回は、社名の入ってない無地の鏡8枚の劣化が進んでいたことから、3代目店主の星良則さん(66)が利用客などに声をかけた。
協賛金額は1枚2万2000円。大浴場内にあるそれぞれ縦40cm、横90cmほどの鏡の下部に会社名と電話番号などが入り、宣伝効果があることから広告代として費用を負担してもらう試み。市内や真岡市の8社が呼びかけに応じ、鏡の張り替えは今回も増山さんが担った。
星さんは「きれいな鏡で気持ちよく入ってもらえたらうれしい」とほほ笑む。銭湯の良さを若い世代にも知ってもらおうと交流サイト(SNS)での発信にも励んでいるといい、「銭湯を必要としている人のためにも自分ができるところまで頑張って店を守っていきたい」と力を込めた。
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