栃木県益子町の“人間国宝が愛用した”大登り窯復活 益子、笠間、東京で陶芸作品を販売へ
人間国宝の陶芸家・濱田庄司が愛用した益子参考館(栃木県益子町)の大登り窯を復活させる日本遺産認定5周年記念事業「かさましこ登り窯プロジェクト」で、1月中旬の窯だきで焼成した作品の展示販売会が31日から、益子町と茨城県笠間市、都内で順次開かれる。両市町の陶芸家ら約100人の力作をお披露目するプロジェクトの集大成だ。
大登り窯に火が入ったのは8年ぶり。笠間焼発祥の地である笠間市の久野陶園の登り窯から採った火で窯だきが行われ、焼き上がった作品の数は計約5500点となった。展示販売には参加した陶芸家たちの作品の一部が出品される。
益子町での展示販売は1月31日~2月15日、城内坂の店舗2カ所で行う。「陶庫」は午前10時~午後6時、「もえぎBASE」は午前10時~午後5時(木曜定休)。3日までは益子の陶芸家のみの出品で、4日からは笠間の作品も入る。

笠間市では31日、2月1日の両日、下市毛の「奥田製陶所」で実施。笠間の陶芸家のみの出品となる。午前10時~午後4時。
都内での展示販売は2月20~23日、東京・渋谷ヒカリエ8階で行う。午前11時(初日は午後5時)~午後8時(最終日は4時)。両市町の物産販売と観光PRの催しも開かれる。
バイヤーがセレクトした作品の展示販売もある。いずれも都内のセレクトショップで「MOGI」(杉並区)では2月28日から3月23日までの土、日、月曜、「ビームスジャパン」(新宿区)では3月20~29日に行う。
詳細情報は、かさましこ日本遺産活性化協議会のホームページで確認できる。
プロジェクト事務局の神田智規さん(49)は「兄弟産地のベテランから若手までの陶芸家たちが交流を深めながら、大登り窯で焼き上げた作品をぜひ見ていただきたい」と話している。
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