リサイクル題材に作品展 障害のある作家ら制作 茨城・笠間

茨城新聞
2026年2月5日

障害のある作家らによるリサイクルをテーマにした作品展「大島藤倉学園アール・ブリュット展」が、茨城県笠間市笠間の笠間日動美術館で開かれている。障害者支援施設、大島藤倉学園(東京都大島町)の利用者が制作したアート作品約90点を展示している。

フランス語で「生の芸術」を意味するアール・ブリュットは、専門的な芸術教育を受けていない人々が、潮流に左右されず自身の衝動に従って行う芸術活動を指す。

会場には、古新聞など捨てられる素材をコラージュしたり、クレヨンやアクリル絵の具で着彩したりと、自由な発想で作られた見応えある作品が並ぶ。モチーフが描き重ねられ、細部にまで宿るエネルギーを感じられる。

同館の鴻村大地学芸員は「生活の中から生まれたアート。芸術の根源でもある『人間とは何か』を感じてほしい」と話している。

前期は2月15日まで、後期は同21日~4月12日。月曜休館。