吟醸生搾り酒「水戸天狗党」 1000本限定発売 茨城県内10カ所の酒販売店

茨城新聞
2025年12月18日

茨城県内の酒店主らでつくる「一心会」は、吟醸生搾り酒「水戸天狗党」を発売している。県産の酒造好適米「美山錦」を使用した吟醸酒で、明利酒類(同県水戸市元吉田町)が同社発祥の酵母を使い醸造した。

水戸の名を高めるため、1999年から毎冬1000本限定で販売している。アルコール度数は16度。口当たりが良く、華やかな香りが女性にも好まれ人気を集めている。水戸市、大洗町、大子町など県内酒販店10カ所で扱う。

価格は1.8リットル入り瓶3520円(税込み)。一心会事務局の加藤正蔵さんは「酒米値上がりや資材高騰の影響で価格改定し心苦しいが、ゆっくり味わってほしい」と話す。問い合わせは加藤さん(電)090(1540)7876。