華やかな香り特徴 吟醸生搾り酒「水戸天狗党」 10日に発売開始 茨城

茨城新聞
2024年12月3日

茨城県内の酒店主らでつくる「一心会」は10日、吟醸生搾り酒「水戸天狗党」を発売する。水戸の名を高めようと、1999年から毎冬1000本限定で販売している。県産の酒造好適米「美山錦」を使用し、明利酒類(同県水戸市元吉田町)が同社発祥の酵母を使い醸造している。

アルコール度数は16度。口当たりが良く、華やかな香りが特徴の吟醸酒は女性にも好まれ、人気を集めている。水戸、石岡、大洗、大子などの県内10酒販店で扱う。

同会事務局を務める加藤正蔵さんは「酒店の生き残りを図ろうと取り組んだのが始まり。毎年楽しみにしている人がいてありがたい。売り上げの一部を社会福祉のために寄付していきたい」と話している。1.8リットル瓶3080円。