《60th 茨城県芸術祭》個性あふれる秀作850点 水戸で美術展覧会2期展 14日まで
茨城新聞
2025年12月6日

茨城県芸術祭(県、茨城文化団体連合、茨城新聞社など主催)の「美術展覧会2期展」が、同県水戸市千波町の県近代美術館で開かれている。日本画、洋画、彫刻、工芸美術、デザインの5科で、一般応募による入選作品や全国的に活躍するベテランの秀作約850点が一堂に会している。同展は12月14日まで。
洋画科と日本画科は、四季折々の景色、花々を写実的に描いた絵画から人物画、抽象画まで幅広くそろう。デザイン科はペン画やコンピューターグラフィックを駆使したイラストなど自由な作品が並ぶ。このほか多彩な素材を巧みに扱った工芸美術科、精緻な造形が際立つ彫刻科など、作家の個性あふれる作品を楽しめる。
工芸美術科で初入選し、高校生の娘と訪れた同県ひたちなか市の河本珠美さん(47)は「点数が多いので見応えがある。いろいろな作品があって楽しい」と各作品に見入った。
約15年にわたり彫刻科で出品、入選を続けているという同市の林成枝さん(68)は「他の人と自分の作品を見比べて勉強する良い機会。今後も出品を続けたい」と意欲を見せた。
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