土浦PRへ「花火弁当」 11月1日、全国大会で販売 地元食材ふんだん13種 茨城

茨城新聞
2025年10月14日

茨城県土浦市で11月1日に開かれる第94回土浦全国花火競技大会で、地元の飲食業者などが作る恒例の「花火弁当」が販売される。土浦市、同県かすみがうら市の飲食店と組合計7業者が関わり、「食を通して土浦の魅力をPRしたい」と意気込む。

花火弁当は「つちうら市食のまちづくり検討委員会」(堀越雄二委員長)が企画。今回は霞月楼、さくらガーデン、鮨の旦兵衛、Dining moon No.385、天然うなぎ専門 うなぎ村、小松屋、土浦飲食店組合の6業者1組合が参加する。

レンコンや常陸牛、栗といった地元の食材をふんだんに使い、和食や中華料理、料亭弁当など、工夫を凝らした13種類を提供する。

試食会が6日、土浦市役所で開かれ、花火筒に見立てた共通の器に各店が工夫を凝らしたこだわりの味が並んだ。市観光協会の中川喜久治会長は「地域の豊かさを発信し、今年の大会を成功させ、次の100回大会に向けて地域のPRを頑張っていきたい」と話した。

弁当の価格は2000~7940円。購入は予約制で、詳細は同協会のホームページから。弁当は大会当日、イス席近くの引き渡し場所で受け取る。問い合わせは同協会(電)029(824)2810。